創業22年目の日 ~ 人生を賭けた事業への想い ~
今日は2025年11月15日。
輝育塾を創業して、22年目の節目を迎えるアニバーサリーです。
20代半ばに「いつか必ず事業を立ち上げたい」と夢を抱き、
その実現のために選択を積み重ねながら過ごした30代。
そして、思い描いてきた夢を形にしたのが22年前のことでした。
きっかけは、少年ソフトボールのコーチ時代。
当時、投げ方も捕り方もまだまだ未熟で、バットもうまく振れなかった子どもたちが、
ある日突然、ファインプレーを決めたり、ホームランを打ったり“大化け”する瞬間に出会いました。
その度に、胸の奥から熱くこみ上げてくるような感動を覚えました。
目をきらきらさせて走ってくる子どもたちと一緒にガッツポーズをしたり、
延長タイブレークの末にサヨナラ勝ちを果たした瞬間には、
人目もはばからず涙がこぼれるほどでした。
「自分がやりたい仕事はこれだ。子どもたちの成長に携わる仕事がしたい。」
ある朝、そんな想いがまるで天からふっと降りてきたメッセージのように心に落ちてきました。
それからの日々はすべて、この事業を成功させるための行動でした。
最初の3年間は、当時まだ世の中に知られていなかった
“民間の学童保育サービス”を理解していただくことに全てを注ぎました。
次の8年間は、一人でも多くのご家庭に当施設を知っていただくための拡大期。
法人成りを経て株式会社輝育カンパニーとして再スタートを切った5年間は、
永続できる組織へと成長するための社内整備に集中しました。
さらにコロナ禍の5年間は、逆境を乗り越える力を鍛える修練の日々でもありました。
そんな中、最近心に響いた言葉があります。
経営の神様・松下幸之助氏の次のメッセージです。
「命を賭けるとは、逃げ道を断ち、全存在を注ぎ込む覚悟を持つこと。」
この言葉は、偶然ネット動画で耳にしたのですが、深く腑に落ちました。
わかりやすく言えば、私が今も輝育塾を続けていられる理由はただ一つ、
“どんな時も、決してこの事業を手放さなかった”からです。
そして松下氏が常に語っていた「感謝の心」。
これもまた、私が大切にし続けている想いです。
これまで輝育塾をご利用くださった皆様、
そして今まさに大切なお子様を預けてくださっている皆様、
一緒に汗を流してくれるスタッフ、
私を生んで育ててくれた両親、
日々支えてくれる家族、
そして健康に働ける毎日の身体に、
心から感謝しています。
これからも私は、この事業に人生のすべてを注ぎ続けます。
子どもたちの未来が、明るく、豊かに、力強く輝くように。
そのために、一日一日を大切に積み重ねていきたいと思います。
アフタースクール 輝育塾
創業者
川上弘昭
投稿日:2025年11月15日
